2017年4月1日土曜日

区議会第1回定例会が閉会。区政報告会・都議会議員選挙について

 一昨日、区議会定例会が閉会しました。今定例会では、平成29年度江東区一般会計予算、特別会計予算などを可決し、また「豊洲市場の土壌汚染による風評被害への対応を求める意見書」を採択し、小池都知事あてに提出しました。豊洲市場の問題については、定例会閉会後も4月14日に所管の清掃港湾臨海部対策特別委員会を開催する予定で、引き続き東京都からの報告を受け、区議会としての対応を議論したいと考えております。
 私はこれまで所管委員会の委員長という立場もあって、豊洲市場の問題については極力意見を控えておりました。しかしながら、築地市場の移転の問題については十数年も前から所管の委員会のメンバーとして議論してきた経験から、ここで若干の私見を述べたいと思います。
 まず、これまでの専門家会議や都議会の特別委員会を傍聴したりした経緯も踏まえて、一刻も早く小池知事は豊洲移転を決断すべきです。確かに盛り土問題等都のこれまでの対応は強く非難されるべきとこのブログ上でもお伝えしてきました。しかし専門家会議で豊洲市場の地上部分は安全というお墨付きが出た以上、何を理由に未だに築地に留まっているのでしょうか。もちろん地下水がベンゼン等で汚染されている事実は、10回にも及ぶモニタリング調査で明らかになったところです。今後この対策は十分に講じられなければなりません。しかし、地上部分で操業を開始したとしてもこの対策実施は可能とも聞いており、豊洲の地下同様に築地の環境面での不安が指摘されている点、また市場関係者の現状を考慮すれば早期の決断が必要であると考えます。皆様のご意見は如何でしょうか。

 来る4月20日(木)午後6時30分より西大島の総合区民センター2階レクホールにて私の区政報告会を開催致します(会費お一人3,000円)。年に一度恒例となっておりますこの報告会にぜひご参加賜りたいと思います。お問い合わせは榎本雄一事務所(☎5606-0761)まで。

 さて、本年6月23日告示、7月2日投票の日程で東京都議会議員選挙が行われます。
現時点で予想される立候補者は次の通りです。

江東区選挙区(定数4・敬称略)
山﨑一輝 (自民現)
高橋めぐみ(自民新)
細田 勇 (公明新)
畔上三和子(共産現)
野上幸絵 (改革現)
大沢 昇 (無所属元)
?    (都民フ新)

今回の選挙の焦点は何といっても小池知事率いる都民ファーストの会がどのような公認候補者を何名出すのかという点にあります。現時点で立候補者数並びに候補者名は明らかになっておりません。大沢氏が公認されるのかも含めて注目されているところです。
仮に上記の様に7名立候補した場合でも大変な激戦になることが予想されます。私の所属する自民党は2名の立候補者を公認致しました。前回都議選(平成25年)では公認候補者を山﨑氏一名に絞りましたが、今回は都連の強い要請もあり2名公認としました。都民ファーストの優勢がマスコミ等で伝えられているなか2名当選は大変厳しい目標でありますが、自民党を支持される方を始め多くの皆様のお力を頂いて何とか勝ち抜きたいと考えております。ご理解とご協力を心からお願い申し上げます。