2014年1月4日土曜日

平成26年の新春を迎えて

皆様、あけましておめでとうございます。
今年の東京の三が日は穏やかなお天気で初詣など外出された方も多かったのではないでしょうか?昨年一年の世相を表す漢字は「輪」で、2020年の東京五輪が決定したことが最大のニュースだったと思います。その東京の猪瀬知事が五千万円を授受していた問題で辞任し、今月23日告示、2月9日投票で都知事選が行われることになりました。既に前回都知事選にも出馬した弁護士の宇都宮健児氏が出馬表明をされましたが、自民党は年内に推薦候補者を決定できませんでした。
 私が党の関係者から聞いた話では、自民党の推薦候補者の条件として①東国原氏など予想される知名度の高い候補者に勝てること②現職の国会議員ではないこと③五輪開催都市の顔にふさわしい人で出来れば女性候補者ということだそうです。
しかし、この三つの条件にあてはまる方を見つけ出すことは難しく自民党の推薦候補者選びが難航している原因です。
 過去の都知事選を振り返ってみると、平成7年の青島幸男氏、平成11年の石原慎太郎氏といわゆる「後出しじゃんけん」で出馬した方が当選しました。本来、選挙は候補者が有権者に対してきちんと政策を示しさらにある程度の周知期間を設けて争われるべきと思いますが、一千万人以上に及ぶ首都東京の有権者の支持を得るためにはある程度知名度の高い人を選ばざるを得ないのも事実です。
 今年は東京では国政選挙を始め大きな選挙はないとされていましたが、まさに急展開の様相です。いずれにせよ自民党として一日も早く推薦候補を決定し選挙に備えるべきと考えます。

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