2011年10月5日水曜日

平成22年度決算を認定

 去る9月28日から開催された平成22年度決算委員会が昨日終了し
一般会計、特別会計4件がいずれも賛成多数で認定されました。決算
の主な内容は以下の通りです。
(一般会計)
〇歳入合計 1,578億300万円(収入率99.4%、前年度比2.9%の減)
 内訳  特別区民税  416.4億円(前年度比6.4億、1.5%の減)
     特別区交付金 509.2億円( 同 21.3億、4.4%の増)
     国庫支出金  221.5億円( 同 30億、15.5%の増)
     都支出金    83.9億円( 同 10.2億、14%の増)
     繰入金     92.5億円( 同 32.9億、25.9%の減)
     特別区債    26.0億円( 同 6.8億、35.5%の増)

〇歳出合計 1,535億7,600万円(執行率96.8%、前年度比2.8%の減)
 内訳    議会費     7.4億円(前年度比0.1%減)
        総務費    288.3億円( 同 8.8%減)
        民生費   632.5億円( 同 14.1%増)
        衛生費   135.4億円( 同 0.7%減)
        産業経済費 11.3億円( 同 5.3%増)
        土木費    92.3億円( 同 2.0%減)
        教育費   217.6億円( 同 13.5%減)
        公債費    26.5億円( 同 65.9%減)
        諸支出金  124.3億円 ( 同 5.3%減)

私はこの決算委員会で総括質問を行ないましたが、質疑の要点のみ以下
ご報告致します。

①22年度は山﨑区長一期目の総決算の年であったが、この数字をどう
 捉えているのか、また今後の抱負を。
(答)新病院の建設着手など公約は概ね達成できた。昨年策定した基本
   構想、長期計画を着実に実行していきたい。
②人口増加にもかかわらず10年ぶりに区民税収入が減少した。今後の
  景気動向を踏まえると、都からの財調交付金も期待薄。対策は。
(答)約696億円の基金と起債を有効に活用して行政需要に対応したい。
   平成26年度末には基金と起債残高が370億円前後で同水準と見
   込んでいる。
③行財政改革に関連して、本区の職員定数条例に定める人数は3,621
  人だが、現状の2,847人とかなり乖離がある。条例改正の必要性は。
(答)現状の数字に近いものに改正したい。
④日大が練馬光が丘病院から撤退という報道があった。本区が計画して
  いる新病院と類似施設だが、安定経営のため事前に昭和大学との協議
  を充分に進めるべきでは。
(答)日大のケースとは条件面でも異なっている。昭和大との意思疎通を
   深め、経営面でも可能な限り情報提供を求めていきたい。

以上ですが、今後は平成24年度予算編成に向かって、自民党として、また
地元住民の皆様や各種団体、地元企業の要望を反映させるよう努力して
いきたいと考えております。
  


    

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

ブログ村で たまたま 見ました。

私は 1970年2月生まれで 現在 失業中で 求職中です。

高校を卒業した18歳から 定年の年齢よりも上のかたまで 求職者 全員が 就職できる 日本を 期待しています。

議会でも 格差是正 雇用拡大を 提案して下さい。

よろしくお願い致します。

えのもと雄一 さんのコメント...

ご意見有難うございました。
コメントが遅くなり申し訳ありません。
雇用の問題は一義的には国にあると考えますが、区は区としての対策も必要です。ただ、職員採用の面では、公務員制度や行財政改革の一環として流れは職員定数削減の方向にあります。それが非正規職員やアルバイトの増となり「官製ワーキングプア」を生み出す要因になっていることも否定できません。
今後、職員定数条例の改正に伴い、適正な職員数の議論を行い、必要な人数、人材の確保は当然必要と考えています。